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ショッピングモールなどの施設では、不特定多数の多くの人が来場します。

来場する全員をクリアリング（安全確認）することは事実上不可能です。

一人ひとりの足を止めて、カバンの中身や身分証の確認をすることは、来場するお客様の不快指数をもの凄く上げてしまうからです。これでは施設のビジネスよりも、セキュリティの為に施設が稼働することになり、施設の目的が逆になってしまいます。

（戒厳令などが発令した時は逆になりますが）

ではどうやって来場する人々を確認するかと言いますと、来場する人の「目」と「手」と「行動」をセキュリティは確認します。

人の行動には必ず目的があります。施設に来場する人にも大なり小なり目的が必ずあります。

「目」と「手」と「行動」を確認することで、来場する人に違和感がないかを確認するのです。

（ショッピングモールに相応しくない目的の人をサーチするのです）

この行動がセキュリティ業務として、最低限必須なことであり、

この行動をしていないセキュリティは、セキュリティではありません。

​ルーティーンワークをしているだけのセキュリティにご注意ください。

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